サラリーマンでも傷病手当金がろくに出ない健康保険があるって、知ってた?!

お金の話(FPはっさく)

自営業の人は「国民健康保険」でサラリーマンは「社会保険の健康保険」。

サラリーマンの健康保険は、病気で働けなくなったときに「傷病手当金」が1年半まで出るから安心、て思っているかた!

サラリーマンの健康保険でも、国民健康保険ってことがあること!

そのため傷病手当金が出ないことがあるって、知ってましたか?!

はっさく
はっさく

身をもって経験した者からのレポートです!(泣)

サラリーマンの健康保険は、イコール全国組織である「協会けんぽ」だど思っていません?

協会けんぽだったら、傷病手当金はちゃんと出ます。

が、実は実は、同業者団体で「国保組合」なるものを作っていて、会社が「協会けんぽ」ではなくその「国保組合」の健康保険に加入しているケースがあるのです。

国保組合はあくまで「国民健康保険」。「協会けんぽ」とは、別っっ!

くま
くま

だって、毎月の給料からフツーに「健康保険料」って引かれてるよ。

あまーい!給料からひかれるのは「協会けんぽ」も「国保組合」も同じ。

個人事業じゃなくて会社(法人)でも、「協会けんぽ」ではなく「国保組合」を選んでるケースがあるんです。

世の中には医師の医師国保、建設業の建連国保や建設国保、他美容、飲料、衣料など、たくさんの同業者団体の健康保険組合があるの。

国保組合の「給付」(私たち社員がもらえる手当金、ってこと)は組合それぞれが独自のルールで決めている。

傷病手当金は、無い組合もあるし、出ても少ないケースがほとんど。例えば「入院の7日目から、入院日数分のみ、1日年間60日を限度とする」とか。

この場合、入院が6日の病気でその後1年通院治療のケースは、・・・1日分もでないよね。

給与の70%が1年半も出る「協会けんぽ」とは、残念だけど比べものにならない~。

例えば私は・・・。

がんで手術、休職、長期通院治療、になったんだけど、傷病手当金は全部で3万円しか出なかった

びっくりー。

入院(今は退院、早いよ~!)の後半5日分×6000円=3万円。傷病手当金で生活を支えながら治療に専念・・・、なんてムリムリ。

それまで、自分の加入している健康保険がこんなんだと気づかなくて。会社の正社員で、フツーに給与天引きだったし。焦りましたー。

治療費も高いから、ソッコーで職場復帰よ。せざるを得ないよね。

勤め人の皆さん、自分の健康保険を確認して。総務の人に聞くといいよ。

手元に健康保険証があったら、その保険証を見てみて。

もし国保組合だったら、ネットで給付内容をチェックだ!

足りない部分は自分で保険に入ったり、貯金したりで対策しよう!

自分の身は自分で守るしかない。

国保組合は出産手当金も無かったりするので、要注意

この機会に確認しておこうね!

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